ナッツを食べ過ぎると起こる4つの症状とは?食べ過ぎを防ぐコツ

ナッツ 食べ過ぎ

 

近年、健康や美容によい食べ物としてアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類が注目を集めています。

 

タンパク質やビタミン、食物繊維、ミネラルなど良質の栄養素をたっぷり含んだナッツは、少量でエネルギー補給ができる優秀な食品です。

 

ダイエット効果も高いので、女性にも人気ですよね。

 

香ばしさと噛んだ時のポリポリと歯ごたえが美味しく、食べ始めると止まらなくなってしまいます。

 

でも、いくら美味しいからといって、食べ過ぎるとどうなるのでしょう。

 

カロリーも気になりますが、体に悪い症状が起きるという報告もあるのです。

 

どんな食べ物でも食べ過ぎはよくありませんが、ナッツの場合はどのような症状が出るのでしょうか?

 

ここでは、ナッツを食べ過ぎると起こる4つの症状と、食べ過ぎを防ぐコツについて紹介していきます。

 

 

1.ナッツを食べ過ぎると起こる4つの症状

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツを食べ過ぎると、場合によっては健康や美容に不調をきたすことがあります。

 

具体的にはどんな症状が起きるのか、順番に見て行きましょう。

 

 

@添加物などが原因で肌荒れを起こしやすくなる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

「ナッツを食べすぎるとニキビが出きやすい」という話を聞いたことはありませんか?

 

脂っぽい印象があり、お肌にあまりよくないように思えますが、実はナッツ自体にはニキビができる原因はないと言われているのです。

 

そもそもナッツに含まれている脂肪分は不飽和脂肪酸といって、身体に良い脂とされているもの。

 

 

不飽和脂肪酸は体内で固まらない性質があるので、ナッツの脂質が原因でニキビが出るとは考えにくいのです。

 

ですが、市販されているナッツは、オイルやバターが使われていたり、塩で味付けされていたりと、加工されているものがほとんどです。

 

チョコレートとナッツの組み合わせのお菓子も多いですし、添加物が混じっていることもあります。

 

オイルやバターで加工されたナッツは酸化しやすく、酸化した油分は皮膚に悪影響を与えます。

 

また、塩分の摂りすぎは腎臓への負担が大きくなり、結果的にニキビを生み出します。

 

つまり、ナッツがニキビの原因になるというよりも、ナッツを加工している油や塩分がニキビを作る可能性があるのですね。

 

美容に良いとされているナッツですが、食べ過ぎはお肌に逆効果になるということを心得ておきましょう。

 

 

A高カロリーなので肥満の原因になる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツに含まれている不飽和脂肪酸は太りにくい性質がありますが、もともとナッツは高カロリー・高脂肪の食べ物です。

 

どんなに身体によいものでも食べ過ぎたら太るのは当然ですよね。

 

例えばアーモンド100gのカロリーは約600kcalで、食事1回分やお弁当1個分に相当します。

 

しかもこれは加工されていない状態での数値なので、味付けされているものはもっとカロリーが高くなります。

 

栄養価が高く、少量でもエネルギー補給ができるのはナッツの長所ですが、それだけ1粒のカロリーも高いのです。

 

健康やダイエットに良いと注目されているナッツですが、たくさん食べ過ぎれば肥満の原因になりますので、ほどほどにしておきましょう。

 

 

B消化不良が起こり下痢や便秘になりやすくなる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツを食べ過ぎるとお腹が痛くなるという人もいるようです。

 

ほとんどのナッツは脂質が70%近くありますが、脂質を一度にたくさん摂ると、お腹の中で水分と油分が分離して下痢を起こしてしまうことがあります。

 

もしくは、脂質の消化が遅くなって腸の中で留まり、便秘の原因になってしまうことも。

 

特にカシューナッツを食べすぎると、その症状が顕著に出るようです。

 

そして、ナッツ類は食物繊維が非常に多いです。

 

 

食物繊維には便秘を解消してくれる効果がありますが、あまり大量に摂りすぎると逆にお通じが良くなりすぎてしまうデメリットがあります。

 

食物繊維自体も消化に時間がかかるため、一度に多く摂ると下痢をしてしまうのですね。

 

特に、食物繊維が豊富で実が硬いアーモンドは消化に時間がかかるので、お腹があまり丈夫でない方は注意するようにしましょう。

 

 

C免疫作用が乱れてアレルギーを引き起こしたり悪化させる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツ類の脂質にはリノール酸という体に必要な必須脂肪酸が多く含まれています。

 

リノール酸には、悪玉コレステロールや中性脂肪を減したり、血圧・血糖値を低下する働きがあるので、健康によい影響を与える栄養素です。

 

髪の毛に栄養を与えてツヤツヤにしたり、抜け毛を予防する効果もあると言われています。

 

しかし、リノール酸を摂りすぎると、免疫作用が乱れてアレルギーを悪化させることもあるのです。

 

花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、何らかのアレルギーを持っている人は、反応を強めてしまう恐れがあります。

 

また、現在アレルギー体質でない方でも、リノール酸の過剰摂取が原因でアレルギーを引き起こしてしまうという報告も。

 

リノール酸は体内で作り出すことができない栄養素なので、食べ物から摂るしかないのですが、わざわざ意識して摂らなくても普段の食事から必要な量を摂取できていると言われています。

 

なので、ナッツを食べ過ぎるとリノール酸の過剰摂取になってしまうのですね。

 

特にくるみにはリノール酸が非常に多く含まれているので、アレルギー持ちの方は気をつけましょう。

 

 

2.ナッツを食べ過ぎないようにする3つのコツ

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツを食べ過ぎると、時にはさまざまな副作用を起こすことがわかりました。

 

でも、体に悪いとわかっていてもなかなかやめられないのが困りものですよね。

 

ナッツを食べ過ぎないようにするコツを3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

@一日の摂取量を決めて食べる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツの食べ過ぎを防ぐには、1日あたりの適正摂取量を知っておく必要があります。

 

ナッツの適正摂取量は1日あたり約25gと言われています。

 

グラム数で言うとピンとこないかも知れませんが、およそ手のひらに乗せて1杯の量です。

 

適正摂取量を粒にすると以下のようになります。

 

ナッツの大きさによって変わりますのであくまでも目安ですが、参考にしてみて下さいね。

 

種類別の1日あたりの適正摂取量

 

種類 1日あたりの摂取量目安
アーモンド 20〜30粒
クルミ 6〜7粒
カシューナッツ 10粒
マカダミアナッツ 4〜5粒
ピスタチオ 40〜45粒

 

 

A加工されていない素焼きのナッツを食べる

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツを食べ始めると手が止まらなくなってしまう方は、できるだけ素焼きで無塩のナッツを食べるようにしましょう。

 

オイルやバター、塩で味付け加工されたナッツは美味しいので、どうしても食が進んでしまいます。

 

市販されているナッツの大半は熱を通してローストした状態で販売されますが、ローストだけで味付けをしていないものが素焼きのナッツです。

 

素焼きで無塩のナッツは店頭ですぐ手に入りますし、もしお近くで売っていない場合はネット通販を利用する手もあります。

 

ナッツを食べるとニキビや肌荒れが気になるという方も、素焼きのナッツを食べるようにしてみて下さい。

 

 

B小分けに取って食べるか、一度にたくさん買わないようにする

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

当たり前のことですが、食べ過ぎを防ぎたいのならたくさん買わなければよいのです。

 

ナッツは大袋サイズのものの方がお安く買えますが、手元にあるとどうしても食べてしまう人はあえて少量パックを買うのも1つの方法です。

 

もしくは、小袋に分けられたパックを買って、1日1袋までと決めて食べるのもよいと思います。

 

もしたくさん買ってしまっても、一度に食べる分をお皿に取ってそれ以上は食べないようにするなど、心がけ次第で食べ過ぎを防ぐことができます。

 

ナッツの袋をあけてつまみながらそのまま食べるのは、食べた量がわからなくなるのでやめましょう。

 

 

まとめ

 

ナッツ 食べ過ぎ

 

ナッツを食べ過ぎると起こる症状と、食べ過ぎを防ぐコツについて紹介してきました。

 

今回のポイントはこちらです。

 

  • ナッツを食べ過ぎるとニキビが出やすくなったり、肥満やアレルギー、腹痛などの症状が出ることがある。
  • ニキビや肥満などは、ナッツそのものよりもナッツを加工している油や塩分が原因の可能性がある。
  • ナッツの1日あたりの適正摂取量は約25gで、手の平にのせて軽く一杯分にあたる。

 

食べ過ぎれば体に悪影響を与えるナッツですが、きちんと適正摂取量を守って食べれば健康や美容に良いスーパーフードとなります。

 

くれぐれも食べ過ぎには気をつけて、美味しく体に摂り入れていきましょう!